こんにちは。地域おこし協力隊の岩崎です。
2025年3月20日(木・祝)〜21日(金)の2日間、焼津のものづくりの現場を直接体験できるイベント
「すげぇら焼津 オープンファクトリー2025」が開催されました!
私にとっては、初めての焼津の工場見学イベント!
普段はなかなか入ることのできない工場の中に入り、作り手の想いにふれる貴重な体験となりました。

目で見て、肌で感じる「ものづくり」の現場
焼津市内の17の企業が参加し、2日間にわたって行われた今回のイベント。
私は「株式会社吉村」「焼津冷蔵株式会社」「株式会社ニッセー」さんの工場にお邪魔しました。
(※訪問企業の順番は、私が参加した日程順に記載しています)
どの企業さんも、製品づくりの背景にあるストーリーやこだわりを丁寧に説明してくださり、
単なる“工場見学”ではなく、“人と技術と地域”がつながる、あたたかい体験となりました。


特に印象的だったのは、普段何気なく手に取っていたモノに対する見方が変わったこと。
その背景にある人の手や技術、思いを知ることで、製品一つひとつに対して自然と感謝の気持ちが湧いてきました。
「モノの背景が見えると、日常がちょっと特別になる」
――そんな気づきをもらえた、大切な時間でした。
焼津の魅力は、海の恵みも、ものづくりの多様さも
「焼津=海産物」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、
今回のオープンファクトリーでは、食品加工をはじめ、包装資材、木工、金属加工など、実に多彩な分野の企業が参加。
地域全体で培われてきた“ものづくり文化”の奥深さを実感できました。



もちろん、海産物を扱う企業も参加しており、
焼津の「海」と「技術」の魅力をどちらも体感できる、バランスの取れたイベントでした!
さらに心に残ったのは、どの企業の方々も「伝えること」への想いを大切にされていたこと。
子どもたちにも分かりやすく、実際に手を動かしながら学べるよう工夫されていて、
地域と企業が一緒になってつくる“体験型まち歩き”という印象でした!

企業によっては、ワークショップや限定商品の販売も行っており、
製品ができるまでの工程を見たあとに、その商品を手に取れるのはとても新鮮な体験でした。
「地元でこんなに魅力的な商品が作られていたんだ…!」と、
焼津の新たな一面に気づくことができた時間でもありました。

訪問企業での印象的な体験
今回私が訪れた3つの企業では、それぞれ異なる「ものづくりの魅力」に出会うことができました。
■ 株式会社吉村
パッケージの“裏側”にある技術に驚きの連続!
特に、茶葉の鮮度や香りを守るための工夫に感動しました。
リーフティーカップのワークショップでは、見て・作って・味わう、五感で楽しむ体験ができました。
■ 焼津冷蔵株式会社
目の前で魚が加工されていく迫力ある工程に圧倒。
普段は見られない現場の空気にワクワクしました♩
最後には、鯖寿司や柿の葉寿司づくりも体験。見て・学んで・味わう楽しさが詰まっていました。
■ 株式会社ニッセー
清涼飲料水の工場を見学し、「安心・安全」がこうして支えられているのだと実感!
人と機械が連携する大規模な現場は、正確さとスピードの両立に驚かされました。
次回開催もぜひ注目を!
「すげぇら焼津 オープンファクトリー」は、今回で第2回目の開催。
回を重ねるごとに参加企業も増え、焼津のものづくりの魅力が着実に広がっていることを感じます。



今後も継続していく予定とのことなので、次回の開催もぜひチェックしてみてください!
※一部企業は事前予約が必要です。詳しくは公式サイトやX(旧Twitter)にてご確認ください。